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不動産用語集

マンション購入を考え始めた方のために、マンション購入時に耳にする言葉をまとめた用語集を掲載しています。
購入時の参考資料としてお役立てください。

マンション探しの手始めに、知っておきたいマンション用語。
さまざまなマンション用語をビギナーにも分かりやすく、ジャンル毎にお応えします。
知りたい項目を選んで下さい。

マンション規模

マンションには、大きく分けて大規模、中規模、小規模の3種類があります。
基準となるのは総戸数です。総戸数とは、同じ敷地内に建つ棟の全ての戸数の合計。
例えば、敷地内に100戸の建物が3棟あるなら、総戸数は300戸ということになります。

大規模マンション
総戸数200戸以上。首都圏では、総戸数が500戸を超える
「特大規模」のマンションもあります。 規模が大きくなればなるほど、
まとまった運営費が集まるため、共用施設や共用サービスが充実してきます。
中規模マンション
総戸数50戸〜200戸未満。駅前などの便利な立地にあることが多く、
新築で100戸以上ともなれば、共用設備もかなり整っています。
また、大規模マンションほど圧迫感がなくて過ごしやすい、という声も聞かれます。
小規模マンション
総戸数50戸未満。単独で建つマンションのため、立地のよさが魅力です。
たいていは住宅街に建てられており、比較的くつろぎやすいはず。
マンションによって設備の違いがあるので、よく検討して。
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マンションの高さ

マンションの高さによっても、サービスや住み心地に差がでてきます。

超高層マンション
階数が20階建て以上。超高層のメリットは眺望の良さ。低層階に比べ価格も高くなります。
高層マンション
6階建て〜19階建てくらいのマンションに該当。
中層マンション
おおよそ3階建て〜5階建て。
5階建てまではエレベーターを設置する義務はありませんが、
最近は大部分の新築マンションに取り付けられています。
低層マンション
3階建てまでで、第一種低層住居専用地域に建つケースがほとんどです。
長い目で住み心地を確認しましょう。
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マンションの構造

マンションの構造は大きく2つに分けられます。
1つは鉄筋コンクリート造(RC造)、もう1つは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)となります。
永住を視野に入れてマンション購入を考える時代、マンションの構造は重要なチェックポイントです。

RC造
柱、梁、床などの主要な部分を鉄筋とコンクリートを組み合わせてつくる構造。
中低層に用いられることが多く、マンションの基本的な構造といえます。
また、RC造のマンションはさらに、柱と梁で建物を支えるため開口部が広くとれ、
将来リフォームしやすい「ラーメン構造」と、床面と壁面で建物を支えるため、
柱や梁が少なく室内がすっきりしている「壁式構造」の2つに大別されます。
ラーメン構造
柱と梁、コンクリートの床板で建物を支える構造。
住居スペース内は自由に区切ることができるので、リフォームや間取り変更が比較的楽にできます。
住戸内も比較的大きな部屋を造ることができますが、一般的な工法では室内に柱や梁が出張ることも...。
鉄筋コンクリート造と鉄骨鉄筋コンクリート造の両方に用いられています。
壁式構造
柱の代わりに壁全体、梁の代わりに床や天井全体で、建物を支える構造。
壁そのものが柱のような役割をするので壁がバランスよく配置されている必要があります。
間取り変更はある程度制約されますが、ラーメン構造のように柱や梁のでっぱりがありません。
比較的低層の建物に使われやすい手法で、鉄筋コンクリート造に用いられています。
鴨居(カモイ)
鉄筋コンクリートに鉄骨を内蔵させたもの。
強い骨組を作ることができ、粘り強さもあるため高層建築に多く用いられています。
SRC造
和室の障子や襖など開口部の上部に取り付ける、溝の付いた横木のこと。敷居(下部の横木)と対語。
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マンションの地震対策

地震対策には「耐震」「制震」「免震」の3種類があります。
地盤などによっても、何がいいのか異なってきますので、まずは3種類の違いを把握しておきましょう。

耐震構造
柱・梁・耐震壁など建物そのものを強く、頑丈に作ることで地震力に対処します。
免震構造
建物の土台部分に設置された積層ゴムや振動エネルギーを吸収するダンパー(振れ止め)の免震装置が、
地震のゆれをやわらげ、建物全体を守ります。
制震構造
強風や地震などによる振動エネルギーを制御・抑制する機械的な装置を設置した構造。
たとえば、マンションの最上階に水をはった大型水槽やおもりを置くことで建物が大きく揺れないように調節します。
新耐震設計法
1981年の建築基準法改正で示された耐震基準。
震度6強程度の地震でも建物が倒壊せず、 建物内の人命が危険にさらされない耐震性能をめざし、
建築構造をより強化させるよう義務づけた法律。
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住宅ローンの種類

家を買う時はほとんどの人が住宅ローンを利用することになると思います。
ローンの借入先はいろいろ選べますが、購入する住宅などによって、
利用できる融資の種類は違ってきますので、事前に調べておきましょう。

民間ローン
都市銀行や信託銀行、地方銀行、ノンバンクなど多くの金融機関が扱っています。
金利タイプや融資の条件は各金融機関によって異なり、
借りる人の収入や勤務状況といった返済能力も重視されます。
フラット35
民間と住宅金融公庫が提携した長期固定金利利用ローン。最長35年間の長期固定金利を実現したものです。
保証料と繰り上げ返済手数料は無料というメリットがありますが、
融資限度額、床面積等の条件、団体信用生命保険の加入は任意で別途保険がかかります。
財形住宅融資
勤労者の住宅取得を助ける公的融資で、1年以上続け、貯蓄残高が50万円以上ある人なら利用できます。
融資額は大きいのがメリットですが、金利は5年間固定型。
その他
自治体が住宅融資を扱っているケースや、
フラット35と民間ローンを併せて借りられる「協調融資」もあります。
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重要事項説明と売買契約

売買契約を結ぶ前に、マンションの詳細について不動産会社から詳しい説明を受けます。
これで納得できたら正式に売買契約を結びます。

重要事項説明
取り引きするマンション物件や、取り引きの条件などに関する重要な事項についての説明。
不動産会社の宅地建物取引主任者が行います。
売買契約
不動産会社から重要事項を説明された物件を、購入するための契約。
不動産会社側の宅地建物取引主任者が記名押印しなくてはいけません。
重要事項説明書に必ず記載される事項
宅建業法35条に基づいて、以下のように記載事項が決められています。
■取引物件に関する事項
  • 登記された権利の種類・内容など
  • 都市計画法、建築基準法、その他の法令に基づく制限
  • 私道に関する負担などに関する事項
  • 飲用水・ガス・電気の供給施設、配水施設の整備の状況
  • 物件の工事が完了前のものである時は、工事完了時における形状や構造など
  • 区分所有建物の場合における建物の敷地に関する権利の種類とその内容、
    共用部分に関する規約の定めなど
■取引条件に関する事項
  • 売買代金以外に授受する金銭の額、および授受の目的
  • 契約の解除に関する事項
  • 損害賠償額の予定または違約金に関する事項
  • 手付金などの保全の概要
  • 支払金、または預り金の保全措置の有無および概要
  • 売買代金に関するローンの斡旋内容と、ローンの斡旋が不成立の時の対処法
  • その他、建設省令で定める事項
  • 割賦販売について
■その他
  • 取引に関わっている宅建業者および、取引主任者の記載
  • 供託所などに関する説明
  • 取引態様(売買であること、当事者が行っていること)
マンション購入の売買契約書に必ず記載される事項
宅建業法37条に基づいて、以下のように記載事項が決められています。
  • 当事者の氏名と住所
  • 契約する宅地又は建物の所在・地番、建物の所在・種類・構造など。
  • 売買代金の額と、その支払時期、および支払い方法
  • マンション物件の引き渡し時期
  • 移転登記の申請時期
■以下を定めている場合は、それについても契約書に記載する必要がある
  • 売買代金以外に受け渡される金銭の額と、その授受の時期・方法
  • 契約の解除について
  • 損害賠償額や違約金について
  • 売買代金に関するローンの斡旋が不成立のときの措置
  • 危険負担について
  • 瑕疵担保責任について
  • 租税公課について
ローン特約
売買契約を交わした後で、買主が予定していたローンを借り入れられなかった時に、
違約金や損害賠償などを支払わなくても売買契約を解除できる特約のこと。
利用することになっているローンを扱っている金融機関名や借入額、金利、返済期間等を
契約書に盛り込んでおく必要があります。
買い換え特約
買主の手持ち物件が売却できなかったら、不動産の購入契約を解除し、
売主はすでに受け取った手付け金などの金額を、すべて返却するという特約のこと。
今もっている不動産を売って購入資金にあてようとしている場合は、必ず契約書に盛り込んでもらいましょう。
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購入後のトラブル対策

購入後のトラブル対策 強引にマンション物件を売りつけられてしまったり、
売買契約を交わした後で欠陥が見つかったりといったトラブルに見舞われることもあるかもしれません。
万が一に備えて対策法を確認しておきましょう。

瑕 疵(かし)
キズや欠陥のこと。
隠れた瑕疵(かし)
一見しただけではわからないキズや欠陥のこと。
瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
売買の対象物に「隠れた瑕疵」があった時に、売主が買主に対して負う責任のこと。
マンション購入の売買契約書に必ず記載される事項
宅建業法37条に基づいて、以下のように記載事項が決められています。
【マンション売買における瑕疵担保責任の期限】
損害賠償請求を行える基本的な期限 → 買主が「隠れた蝦庇」 の存在を知ってから1年以内。
損害賠償できる期間を物件引渡しの日から2年以上と
特約した場合
→ 引渡しの日から2年以上特約した期間まで
新築物件の屋根、柱、壁、床、土台といった
構造上主要な部分に対する期限
→ 完成引渡しから10年以内
クーリング・オフ制度
店舗や事務所以外の場所で、売買契約や購入申込みなどが行われた場合、
一定期間、買主が申込みを撤回したり、契約を解除できる制度。
不動産売買では、宅建業者が売主となり宅地または建物の売買契約を結んだ時だけ利用できます。
【マンション売買におけるクーリング・オフ制度の期限】
売り主が買い主に申し込みの撤回などができる
と伝えてから8日間以内
→ 無条件で不動産買い受けの申し込みの撤回や
  契約の解除ができます。
8日を過ぎてから → 申し込みの撤回や契約の解除はできません。
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マンションの面積

マンションの面積には2種類あります。
壁の中心から測る壁芯面積と、壁の内側から測る内法面積とがあります。

専有面積(壁芯面積)
マンションの壁の中心から測った面積のこと。
チラシやパンフレットには、この面積が記載されています。
登録簿面積(内法面積)
マンションの壁の内側から測った面積のこと。
登録簿に記載される面積で実際に使用できる面積です。
税制上の優遇措置を受けるためには、マンションの面積の規定は専有面積ではなく、
この登録簿面積がもとに実施されます。
※詳しくは税務署などに税制上の優遇措置の期日を確認してください。
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法律上の区域や区分

都市計画法や建築基準法などの法令に基づいて、マンションに制限がかかっていたり、
将来、環境がどう変わっていく可能性があるかチェックするには
重要事項項目説明書の「都市計画法」「建築基準法」欄に書かれた、区域区分と地域地区からわかります。
下記で後の方に説明されている用途地域ほど、にぎやかな場所に当たります。

■区域区分
市街化区域
すでに市街地を形成している区域及び概ね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域。
マンションを建てることができるのはここだけ。
市街化調整区域
市街化を抑制すべき区域。原則として住宅が建てられない。
■地域地区
用途地域
第一種低層住居専用地域 低層住宅にかかる良好な住居の環境を保護するため定める
地域。診療所、保育所、高校以下の学校等は建てられる。
第二種低層住居専用地域 主として低層住宅に良好な住居の環境を保護するため定める
地域。2階以下で床面積が150m2以内の店舗、飲食店、学習塾は建てられる。
第一種中高層住居専用地域 中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域。
病院、500m2以内の店舗、飲食店は建てられる。
第二種中高層住居専用地域 主として中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため
定める地域。ボーリング場、ホテル・旅館は建てられない。
第一種住居地域 住居の環境を保護するため定める地域。
パチンコ屋、麻雀店、カラオケボックスは建てられない。
第二種住居地域 主として住居の環境を保護するため定める地域。
50m2超の原動機を使用する工場や劇場・映画館は建てられない。
準住居地域 道路の沿道において、自動車関連施設などと
住居が調和した環境を保護するための地域。
近隣商業地域 近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を行うことを主たる
内容とする商業その他の業務の利便を増すため定める地域。
商業地域

主として商業その他の業務の利便を増進するために定める地域。
20階建て以上の超高層ビルも建てられる。

準工業地域

主として環境の悪化をもたらすおそれのない工業の利便を図るため定める地域。
住宅や学校・病院、その他生活利便施設も建てられる。

工業地域

主として工業の利便を図るため定める地域。
住宅の建築は禁止されていないが、学校や病院などは建てられない。

工業専用地域

工業の利便を図るため定める地域。
マンション・戸建て・寮・社宅を問わず住宅の建築が一切禁止されている。

特別用途地域
用途地域内の一定の地区における当該地区の特性にふさわしい土地利用の増進、環境の保護等の特別の目的の実現を図るため当該用途地域の指定を補完して定める地区。
高層住居誘導地区

都市における居住機能の適正な配置を図るため、高層住宅の建設を誘導するように指定される地区。
(斜線制限・日影規制の適用を除外される。)

特定用途制限地域

市街化調整区域をのぞく、用途地域が定められていない土地の区域内において、自治体が建築物に対して細かい規制を加えることのできる地域。
(危険性の高い工場の建設などに規制を加えることができる。)

高度地区または高度利用地区

高度地区は、建築物の高さの最高、または最低を定める。
高度利用地区は、容積率の最高・最低・建ぺい率の最高等を定める地区。

特定街区

建築物の高さの最高限度、壁面の位置の制限・容積率定める地区。

防火地域または準防火地域

市街地における火災の危険を防除するため定める地域。
建物は防火構造でなくてはならない。

美観地区
市街地の美観を維持するため定める地区。屋外広告物や建築などの規制が行われる。
風致地区

森林や河川など都市の自然美を維持するため定める地区。

駐車場整備地区

主に商業地域内などで、円滑な道路交通を確保するために自治体が指定する地域。

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残金決済

マンションを引き渡してもらう前に、申し込み金や手付金以外の購入代金を支払います。
これを「残金を決済する」といい、大まかに言うと下記の代金に当たります。

固定資産税・都市計画税
土地や建物を所有している人に毎年かかる税金。
残金決済後の期間にかかる税金を日割り計算して算出し、売り主に支払います。
修繕積立基金・管理準備金
入居時に1回だけ支払う費用です。入居時、管理組合には資金がない状態です。
これでは管理や修繕に必要な費用は払えなくなります。
そのため、入居時に必要最低限な費用を集めておき、
その後は管理費・修繕積立金というかたちで毎月徴収されるようになります。
ローン代行手数料
不動産会社が購入者の代わりにローンを申請する際に必要な書類を準備、提出したり、
または購入者の代わりに金融機関との交渉を行ったりします。
ローン諸費用
ローンには様々な諸費用がかかります。
具体的には下記の項目が諸費用としてかかってきます。
ローン保証料
万が一ローンの返済が滞ってしまった場合、
ローン保証会社が購入者に代わり返済を肩代わりするために支払っていただく費用です。
保証会社が購入者の代わりに返済した後は、保証会社にローンを返済していくことになるので注意。
なお、最近ではフラット35をはじめ、保証料不要の商品もあります。
火災保険料
フラット35では火災保険に加入することがローン借入の条件として義務づけられています。
保険期間・保険料は返済期間・購入される物件・保険会社によって異なりますが、
一般の火災保険に比べて安いなどのメリットがあります。
保険加入期間は返済期間以上での契約となります。万が一の時には充分な保険金を受け取る為に、
建物の再調達価格、または時価額でのご契約をお勧めします。
印紙代
ローン契約書の作成の際に印紙税がかかります。
貼付する金額は融資金額に応じて異なり、1,000万円超5,000万円以下の場合で2万円です。
事務手数料
金額は金融機関ごとに決められており、3万円前後から融資額に一定率をかけたものなど様々。
保証料が不要でも事務手数料が高いケースがあるので事前の確認が必要です。
地震保険料
通常の火災保険では支払われない「地震・噴火・津波による火災、倒壊などの損害」に対しての保険です。
加入は任意ですが、単独では契約できず、
主契約である火災保険の契約金額を基準に30〜50%の範囲で建物は上限5,000万円、
家財は上限1,000万円が限度となります。保険料は、建物の構造や所在地によって異なります。
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登 記

「この住宅は私のものです」と主張するためには「登記」を行う必要があります。
(それを証明するのが「登記事項説明書」です。)

登記とは
登記簿に自分の所有する不動産の所定面積、所有者の住所、氏名などを公の帳簿(登記簿)に記載し、
これを一般公開することにより権利関係の現状が誰にでもわかるようにする手法のこと。
新築住宅を買う時には
「土地所有権移転登記」
「建物所有権保存登記・建物表示登記」、

ローンを借入する場合は
「抵当権設定登記」
の設定をします。
登記の種類は?
土地所有権移転登記
土地所有権を売主から買主に移すための登記です。

建物表示登記
建物の表題部の所在、構造面積等を登記する手続き。

建物所有権保存登記
その建物に所有者第1号として所有権を保存するための手続き。

抵当権設定登記
住宅ローンを借りた際、万一返済が滞ったときのためにその住まいを担保とするための手続き。
「登記」の手続きは?
購入された方がご自身で登記を行うことはまずなく、司法書士に委任して申請手続きを代行してもらうのが一般的です。
登記申請手続きの際には「登録免許税」ならびに司法書士への報酬をご負担していただくことになります。
登録免許税
登記をする際にかかる税金。
土地と建物それぞれの固定資産税評価額に、一定の税率をかけて算出されます。
住宅が一定の条件を満たしていれば税金の軽減を受けることができます。
なお、「建物表示登記」には登録免許税はかかりません。
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マンションの所有部分

マンションは、1つの建物を複数の人が所有しているため、
各自が所有・使用する専有部分と、共同所有・共同使用する共用部分とに分けられます。

専有部分
各自が単独で所有・使用する住宅部分。
住戸の内壁の上塗り部分から内側にある部分。お部屋の中。
共用部分
全員、またはその一部が、共同所有・共同使用する、専有部分以外の建物の部分。
各自の持分は、その専有部分の床面積の割合で決まります。
具体的には、
(1) 建物の躯体部分
  • 建物の鉄骨・鉄筋・コンクリートなどの本体
  • 天井・床の上塗りの部分の内部(隣戸との壁芯)
(2) 専有部分以外の建物の部分
  • 共用玄関、廊下、階段、ロビー、エレベーター室、機械室、電気室、屋上、塔屋、ベランダ、テラス、ピロティー、非常階段など
(3) 建物の附属設備
  • 共用エレベーター、電気設備、給排水・衛生設備、冷暖房設備、防火設備、警備設備などおよびその配線・配管
(4) 規約で共用部分と定めることが望ましい部分
  • 集会室、管理人室、管理事務室、倉庫、車庫など
の4部分からなります。
専用使用権
一部の共用部分は契約した居住者だけが使えます。
その権利のことを「専用使用権」といいます。
具体的には
●専用庭 ●ルーフバルコニー ●各住戸のバルコニー ●駐車場など
があげられます。
敷地権
マンションオーナーが、マンションの敷地を利用する権利(=敷地利用権)として登記された権利のこと。
分譲マンションを購入すると、専有部分に対する「区分所有権」と、
敷地利用権としての「共有持分権」を取得することになります。
敷地権の割合は、専有部分の床面積の割合によって決まります。
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共用施設とその種類

マンションの居住者が共同で使用する「共用施設」。
充実しているほど快適な生活を送ることができる反面、管理費が高くなりがちです。
また、共用部分をリフォームするにはマンションの住人全員の同意が必要となります。

エントランス
マンションの出入り口。居住者、もしくは居住者から許可された人しか入れないようにする
オートロックシステムはここに設けられます。
ロビー
マンションの住民が待ち合わせたり、くつろぐことができるスペースです。
たいていはホテルのロビーのように、ソファやテーブルが置いてあります。
廊下
マンションの各住居をつなぐ廊下は共用部分、住居内の廊下は専有部分です。
※玄関のドアやドアノブもそれに準じた扱いになるため、勝手に取り替えることはできません。
バルコニー
居住者が自由に使っていますが、実は共用部分です。
そのため手すりを取り替えたり、床を傷つけることは禁止されています。
ウッドデッキや人工芝を敷く程度なら問題はありません。
たいていの場合、緊急時には隣との壁を破り、避難通路として使うことになります。
通り抜けにくくなってしまうような植物や置物は置かないようにしてください。
ゴミ置き場
ゴミ集積場とも呼ばれ、収集日にゴミを出すための施設です。
カラスや野良猫にあらされないようフタ付き容器を備えていたり、集積場自体にドアと屋根をつけているところも
多く見られます。
宅配ロッカー
住人の留守中に届いた宅配便を預かってくれるエントランス付近のロッカー。
仕事などで家をよくあけるという人にはとても便利です。
集会室
管理組合の集会や各種の催しに使用するために作られた、マンション内の大きな部屋。
大規模マンションになると、広さが違う数種類の集会室が備えられていることもあります。
キッズルーム
天気が悪く、外へ出掛けられない時も子どもたちが安全に遊ぶことができる部屋。
子ども用図書館が併設されていたり、託児サービスを行っているケースもあります。
敷地内の公園
敷地の中に配置される公園や緑のスペース、散策路も共用施設です。
手軽にアウトドア気分が楽しめますが、木々の手入れや設備の保全にも気を配る必要があります。
コミュニティルーム
ミーティングやサークル活動などの場として多目的に利用できる部屋。
お料理教室にも利用できるよう、流しなどがある場合もあります。
カーシェアリング
共同で車をシェアし、使いたいときに使用できるシステム。
車を所有しないご家族にとっては経済的に利用することができ、
またセカンドカーとして買い物やお子様の送り迎えなどにもご利用できます。
歩車分離設計
人と車の敷地内への進入口を分けた設計。
コンシェルジュサービス
快適な日常をお送り頂くために様々なサービスをご提供。エントランス内にフロントやカウンターを設けることが多くあります。
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マンションの設備

新築マンションの魅力の1つに、最新の設備が整えられていることがあげられます。
それぞれの機能をチェックし、自分に必要かどうかを確認しましょう。

【リビングルーム】

インターネット対応
マンション全体がLANで接続されており、安い料金でインターネットを使えます。
24時間使い放題になっていたり、パソコンを買わなくても自宅のテレビでアクセスできるものもあります。
月額使用料は管理費に組み込まれているケースもあります。
床暖房
床を発熱面として、そこからの輻射熱で部屋全体を暖める暖房システム。
大きく分けて温水式と電気式の2種類がある。
ヒーターやエアコンと違って空気が汚れず健康的です。
BS・CS・CATV放送対応
アンテナの設置や配線が済んでおり、チューナーを用意して加入手続きをとるだけで
各テレビ放送を楽しめるようになります。

【キッチン】

システムキッチン
流し台やガス台、収納戸棚などが一体化された台所設備。
すっきりと全体がコーディネートでき、デッドスペースも生まれにくいという長所があります。
最近はカウンターの高さが選べるマンションも。
食器洗い乾燥機
自動的に食器を洗ってくれるキッチン設備。
システムキッチンに組み込むビルトインタイプと、卓上タイプ、据え置きタイプに分けられます。
ディスポーザー
生ゴミをシンクの排水口で細かく粉砕する設備。
そのまま流して捨てられるので、衛生的なうえ、生ゴミを外へ捨てに行く必要がありません。
堆肥化してリサイクルするケースもあります。
スライドキャビネット
流しやレンジ下のスペースを使った、引き出し式の収納。
奥行きのあるカウンター下にしまったものも、楽々取り出せます。
何パートかにキャビネットが分かれているため、整理しやすいという利点も。
ダウンウォールキャビネット
使いやすい高さに降ろせる、システムキッチン上部の吊り戸棚。
手動で操作するタイプと、電動で自動的に昇降させられるタイプがあります。
レンジフードファン
コンロを覆うフードとファンを一体化したもの。
調理時の手元照明を兼ねているものが多い。
フードの構造や形状・騒音の軽減・掃除のしやすさなど様々な特徴がある。
IHクッキングヒーター
磁力で鍋自体が発熱。熱効率・安全性が高く、微妙な温度調整が可能。
ごく弱い火力を保てるのも利点のひとつ。
耐震ラッチ
システムキッチンの上にある収納の扉は、地震時に開いて中身が外に飛び出しがち。
それを防ぐために考え出された、小さな器具。
扉に取りつけておけば、建物が揺れても勝手に扉が開くことはありません。

【その他】

ウォークインクローゼット
人が歩いて入れる部屋型の大型収納
洋服を大量にかけられるので、探している衣類が見つけやすくなります。
シューズインクローゼット
玄関に設けられたクロークタイプの収納スペース。
靴以外にも帽子や傘などをしまうことができます。
人感センサーライト
センサーで人を感知し、自動的に点灯・消灯するシステム。
玄関や廊下に採用されるケースが多く見られます。
TVモニター付きオートロックシステム
来訪者を住戸内のカラーTVモニターで確認してからドアを開錠することができるオートロックシステム。
訪問者の顔と声をモニターで確認できて安心です。
住戸内のインターホンには、火災・非常・防犯・ガス漏れボタンも装備されています。
トランクルーム
室外に設けられた収納スペース。
各住戸の玄関脇やマンションの地下などに設置されています。
浄水器
水道水をろ過して浄化する装置。蛇口取り付け型、据え置き型などがある。
浄水・原水・ストレート・シャワーの切り替えがレバー操作で簡単にできる
デザイン性の高い浄水器一体型のシャワー付シングルレバー混合水栓もあります。
浴室換気乾燥機
24時間空気を取り入れ、室内の汚れた空気を排出する機能。
雨の日でも洗濯物を乾燥でき、冬は暖房機能により、浴室を暖かく保つこともできます。
フルオートバスシステム
ワンタッチでお湯張り、保温、足し湯ができるシステム。
ご家族で入浴時間が異なっても安心です。
24時間セキュリティシステム
マンションを24時間体制で見守るセキュリティシステム。
万一の場合には状況に応じて的確に対応します。
日々の暮らしを守るため便利な機能を搭載しています。
オーニング
建物の開口部に、日除けや雨覆いのために設ける可動式のテント。
窓・テラス・バルコニーなどの上部に差し掛け、夏場の直射日光を遮ることで室温の上昇を防ぎ、
省エネルギー効果が得られます。
スロップシンク
キッチンのシンクとは別に室外やバルコニーなどについている底の深い流し台のことです。
汚れたスニーカーや床掃除用のモップなどを洗ったり植栽への水やりなどに利用できます。
防犯サムターン
室内側から錠の開け閉めを行うためのひねり金具。
工具等の偏った力では動かないため、不審者の侵入を防げます。
上がり框
玄関の上がり口と土間床との段差の高い方の床に取り付ける化粧材のこと。
玄関に段差が設けられる。高価な材が用いられることが多いです。
保安灯
明るさを感知して、暗くなると点灯、明るくなると消灯するものです。
停電時には自動点灯し安全性を高めるほか、取り外して懐中電灯としても利用できます。
サイレントレール
引き出しを閉める際に発生する衝撃と音を最小限におさえ、扉を少し押せば自動的に閉まるものです。
ノンスリップシート
滑り止め効果と遮音効果のあるシート。
耐久性にも優れており、床面の美しさを長く保ちます。
共用廊下やバルコニーの床などに利用されていることが多いです。
玄関ポーチ
建物の外壁に大きなくぼんだ空間を造り、
そのくぼみの内側に玄関ドアを設けたもの。
玄関前にゆとりが生まれ、独立性を高め、プライバシーを守ります。
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戸建ての設備

アティック
屋根裏部屋のこと。アティックルーム、グルニエ、ロフト・アティックなどともいう。
収納スペースとしてだけでなく、子供部屋や書斎、アトリエとして利用されることも多い。
生け垣(イケガキ)
自分の敷地と隣家の敷地の境界や、敷地と道路の境界などに、塀の代わりに植える樹木のこと。
ブロック塀のような冷たさがなく、住宅街に緑の空間を提供できる。低木で形成されることが多い。
刈り込みや施肥など日常的な管理が大切になる。
エクステリア
門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住宅の外まわりの設備。
インテリアに対する対語。
オープンキッチン
ダイニングとリビングとひとつながりの空間に設置されたキッチン。
ダイニングやリビングとキッチンとの間に仕切りがないため、部屋が広く見えるが、
キッチンの様子が丸見えになり、においや音も広がってしまう。
カースペース
柱も壁も屋根もない、車を駐車する場所のこと。
キッチン
台所のこと。シンク、作業台、コンロ、冷蔵庫などの配列方法は次のとおり。
I 型
キッチンの天板(ワークトップ)の配置方法の一つ。
シンク、作業台、コンロ、冷蔵庫などを一列に並べたシンプルな配置方法。
狭いスペースに向いている。

II 型
キッチンの中央を動けるようにし、天板(ワークトップ)を2列に配置する方法。
作業動線は最短ですみ、収納スペースもI型配列より多くとれる。
コンロとシンクは真正面に向き合った位置より少しずらした方が使いやすい。

L 型
天板をL字型に曲げ、シンクとコンロを離して配置する方法。
I型配列より作業動線が短くてすみ、2人以上がキッチンにいても動きやすい。
コーナーの下はデッドスペースにならないように、回転式の収納棚を用いるなど工夫が必要。

U 型
作業スペースも収納も広々とれる配置。キッチンのスペースにゆとりがある場合に向いている。
コンロやシンクを組み込まない部分は、配膳カウンターとして使う。

ペニンシュラ型
天板をダイニングに、半島(ペニンシュラ)のように突き出して配置する方法。
U型より開放感がある。

アイランド型
流しや調理台など機器の一部または全部を壁面から離し、キッチンの中央に置く。
その部分が、島(アイランド)のようになるので、この名称で呼ばれる。
多人数で料理したり、来客時に効果的な演出ができる。
コンサバトリー
もともとは、イギリスの植物を冬の寒さから守る温室。
日本では、おしゃれなサンルームを指すことが多い。
サンクンガーデン
一般の道路や地盤より低い位置につくられた庭のこと。立体的な景観を楽しめたり、
地下室に光を採り入れたい時に設けられる。「サンクガーデン」ともいう。
サンルーム
日光を多く採り入れるために、屋根などをガラス張りにして造った部屋のこと。
リビングの外側に付け足すように設置されることが多い。
鉄線入りガラスや透明の強化ポリエステル板などが使われる。
おしゃれなサンルームをコンサバトリーと呼ぶこともある。
車庫(シャコ)
柱と梁、壁、屋根で造られた自動車を収める建物のこと。
セラー
地下室や食料品やワインを貯蔵する場所のこと。
テラス
ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めのバルコニーのこと。
部屋と庭とをつなぐ中間的スペースで、石やコンクリートブロックを敷いて庭より一段高くしている。
このテラスの上に設けた木の甲板がウッドデッキ。
天袋(テンブクロ)
天袋には2つの意味がある。
天井面に付いた形の吊り戸棚のこと。地袋と対応する語。
和室の押入れの上部に設置されている収納スペースのこと。
納戸(ナンド)
室内にある部屋状の収納スペースのこと。不動産広告などで「納戸」と表示してある場合、
建築基準法で定められた居室の基準に、採光や通風などの面で当てはまらないことから、納戸とする場合が多い。
「サービスルーム」「スペアルーム」「多目的ルーム」「フリールーム」などと表示してある場合も納戸と同義だが、
洋室としての内装を施していても居室としての基準を満たしていないことが多い。
ホームエレベーター
2階建て、3階建てなどの一般家庭に取り付けるエレベーターのこと。
高齢者や階段の上り下りが不自由な家族がいる場合によく設置される。
ホームオートメーション
最新のエレクトロニクス技術を導入した家庭用管理システムのこと。
Home Automationの頭文字をとって「HA」ともいう。
外部からの電話を使ってエアコンや電気器具のスイッチを入れたり切ったり、風呂の給湯を行ったり、
異常があった時には警報を鳴らしたり連絡先へ通報したり、金融機関との決済をしたり、
宅配ロッカーの開閉を行うなど、さまざまな機能が加わってきている。
ホームセキュリティ
ホームオートメーションの一部で、エレクトロニクス技術によって火災やガス漏れ、
盗難などから住まいを守る防犯システム。
住宅内に取り付けたセンサーが異常を感知すると、警報を鳴らしたり、あらかじめ契約している警備会社などへ通報する。
分譲マンションでは各住戸の防犯装置と管理室の管理パネルが結ばれ、集中管理することが多い。
床下収納(ユカシタシュウノウ)
キッチンや洗面室の床下に設けられた収納庫のこと。
キッチンでは、缶詰やビン類など、洗面室では洗面・洗濯洗剤などを収納できて便利。
ほかの居室にも設置することが可能。和室の畳の下を収納スペースにした床下収納もある。
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戸建ての工法・構造・素材

雨どい(アマドイ)
屋根を流れる雨水を軒先に集め、地下や下水まで導いて排水する部材。
溝型や管状が多く、銅板や亜鉛鉄板、カラー鉄板、硬質塩化ビニルなどで作られている。
軒先に付ける「軒どい」、軒先から地上につなぐ「竪(たて)どい」、
両者をつなぐ「呼びどい」または「あんこう」などに分かれている。
打ちっ放し(ウチッパナシ)
コンクリートを打ち込んだままの面を仕上げ面とすること。無機質な感触が好まれ、
商業ビルやマンション、個人住宅にまで広く取り入れられている。
エアサイクルシステム住宅(エアサイクルシステムジュウタク)
省エネ型住宅の一つ。壁の間にすきまを設け、空気を対流させて温度調節するように設計された住宅。
夏は床下の冷たい空気を、冬は日当たりの良い側の暖かい空気を循環させる。
SI住宅(エスアイジュウタク)
「スケルトン・インフィル」ともいう。
スケルトンとは建物を支える構造駆体のこと、インフィルとは住宅の間取りや内装のこと。
最近では耐久性の高いスケルトンと、住まい手のライフスタイルの変化に応じて容易に
リニューアルできるインフィルを明確に分け、時代の変化に対応できる社会的に長持ちできる
スケルトン・インフィル型分譲マンションが見かけられるようになった。
またスケルトン方式とは、スケルトンを分譲し、購入者が自由に間取りや内装を決められる方式のこと。
大壁造り(オオカベヅクリ)
柱などが内からも外からも出ないように壁面内に収める壁構造。
一般的に洋風の部屋の壁の形式だが、特殊なデザインの和室にも取り入れられる。
オーバーハング
下階よりも上階が張り出し、スペースが広くなるように設計された形式。
下階よりせり出した部分をキャンティと呼び、居間やベランダとして使う。
庭の広さを損なうことなく、建物内の広さを確保できる。
大引(オオビキ)
床組みで根太(ねだ)を支えるやや太目の角材のこと。
オープン外構(オープンガイコウ)
敷地の周囲に塀を造らない、開放的な敷地まわりのこと。
アメリカの一戸建てでは多いが、日本では塀や垣根等、隣との境を低くするオープン風外構が主流。
かすがい
二つの材木をつなぎとめるために打ち込むコの字型のくぎのこと。
壁式構造(カベシキコウゾウ)
建築物の代表的な構造の一つで、低中層の住宅に使われることがある。
板状の壁や床だけで構成し、柱や梁が室内に出ないため、室内を広く使える。
ただし、構造上ある程度の壁量が必要なため、ラーメン構造に比べて開口部のとり方が限定されやすい。
鴨居(カモイ)
和室の障子や襖など開口部の上部に取り付ける、溝の付いた横木のこと。敷居(下部の横木)と対語。
ガラリ
ブラインド状の羽根板を平行に取り付けたもの。視線を遮り、通風をよくできるため、洗面所や浴室、
クロゼットの扉に用いられることが多い。
ドア下部にガラリを設置したものをドアガラリ、ドア全体に付けたものをガラリ戸、よろい戸ともいう。
カラン
水道の蛇口のこと。
基礎(キソ)
布基礎
建物の壁面に沿って連続して設けられた帯状の基礎のこと。断面が逆T字形になる。
「布」は、建築用語で水平に連続していることを意味する。フーチング(基礎底盤)が
つながっていることから「連続フーチング基礎」ともいう。直接基礎の一種。
一戸建て住宅でもっとも普及している。構造的には無筋コンクリートもあるが、鉄筋コンクリート造のほうが一般的。
ひび割れしにくく地震にも強い。軟弱地盤ではフーチングの幅を広げる。

ベタ基礎
建物の底面全体にわたってコンクリートスラブ(床板)を敷き詰める基礎のこと。
地盤の上に舟形を浮かせるような形になる。「べた」は、建築用語で全面にコンクリートを打設することを意味する。
「マット基礎」「ラフト(いかだ)基礎」ともいう。直接基礎の一種。
やや地盤の弱いところでも不同沈下を起こしにくい。
阪神・淡路大震災以降は、通常の在来工法の木造住宅でも増加している。
2×4工法やプレハブ工法では、べた基礎が一般的。
逆転プラン(ギャクテンプラン)
採光・通風を確保するために、一戸建ての1階に寝室や子ども部屋、
2階にLDKなど、これまでとは逆の間取りを配置するプラン。
躯体(クタイ)
床や壁、梁など建物の構造を支える骨組み、構造体のこと。
管柱(クダバシラ)
2階建て以上の木造建築物で、2階床部で中断した上下2本の柱のこと。
コートハウス
中庭(コート)を囲んだ造りの住宅のこと。言葉自体は和製英語。敷地が狭くても採光や通風が確保でき、
近隣とのプライバシーも保てる。
小屋裏(コヤウラ)
一戸建て住宅の屋根裏にできる空間のこと。天井高が低かったり、屋根の構造体が入り組んでいたり、
空気が対流しにくいため、居室としては使えないが、書斎や趣味の部屋、収納場所として使うことは可能。
小屋裏が使えるように窓を付けたり、換気システムを設置し、小屋裏を含め住宅全体の換気能力を高めた住宅もある。
コレクティブ住宅(コレクティブジュウタク)
独立した住戸部分と、食事やだんらんができる共同の空間を併用した住宅のこと。
もともとは北欧で生まれた居住スタイルで、わが国では阪神・淡路大震災後、初めて公的住宅に取り入れられた。
在来工法(ザイライコウホウ)
日本の伝統的な建築工法で、「木造軸組(もくぞうじくぐみ)工法」とも呼ばれている。
土台の上に柱を立て、その上に梁(はり)を掛け渡し、斜めに筋違い(すじかい)を入れて補強し、壁を組んで作る。
柱と梁で建物を支える構造になっているため、増改築が容易で、使用する木材によって予算にも柔軟に対応できる。
ただし、職人の経験や技術の差が出やすく、施工レベルや工期にバラツキが生じやすい。
軸組み(ジクグミ)
土台、柱、梁、桁(けた)、筋違い(すじかい)で構成する骨組みの総称。
漆喰(シックイ)
石灰に麻糸などの繊維、フノリやツノマタなどの膠着剤を加えて水で練ったもの。
防火性、湿気を吸収し調節する効果が高いため、土蔵などによく使われた。現在の漆喰は化学糊を使うものもある。
書院(ショイン)
一般の住宅では、床の間の脇にある棚と障子で構成されたコーナーを指すことが多い。
原形は、安土桃山時代に武家や貴族などの客殿形式として完成し、後に住宅形式となった「書院造り」にある。
文章を書いたり書物を読んだりする空間が形式的に残ったもの。
省エネルギー住宅(ショウエネルギージュウタク)
住まいの断熱性・気密性を高めることで、生活を維持するのに必要なエネルギーを
少なくするよう工夫された住宅。平成11年に告示された省エネルギー法に基づく住宅の断熱性能・
気密性能等の基準(省エネ基準)では、全国を6地域に分けそれぞれの地域に最適な断熱方法の基準などが示された。
障子(ショウジ)
和室の、外に面した壁や室内の壁の開口部に取り付ける建具のこと。
障子紙を通して、ほのかに明るい採光ができる。障子の一部にガラスをはめこみ、
その部分の障子が開閉できる「雪見障子」、全面が格子組みになっている「水腰障子」、
障子の一部が開閉できる「猫間障子」、下部に板(腰板)を取り付けた「腰付き障子」などの種類がある。
真壁造り(シンカベヅクリ)
和風建築に使われている伝統的な壁の構法の一つ。構造躯体として使う柱を表面に露出させ、
柱と柱の間に壁を納める方式。柱が空気に触れるため、防腐面ではメリットがあるが、
耐久性を上げるための筋違い(すじかい)を入れにくいのが難点。
数奇屋造り(スキヤヅクリ)
安土桃山時代から江戸時代にかけて完成した建築様式の一つといわれ、
桂離宮や修学院離宮は、数寄屋造りの代表例。書院造りに、茶の湯のための茶席、水屋などが備わっている。
筋かい(スジカイ)
地震や大風など横からの力に対して建物の耐力を高めるために、柱と柱の間に斜めに渡す補強材のこと。
ステップダウンフロア
フロアの一部分を下げて空間を演出する方式。
例えば、ダイニングとリビングの境に段差をつけて、どちらかを低くすることで間仕切りの効果を出す。
大黒柱(ダイコクバシラ)
わが国の伝統的な木造建築物で、最も重要な役割を担う通し柱のこと。
家の中央にあり、最初に立てる。一般的にその建築物の中で最も断面積が大きい柱。
畳(タタミ)
わらを糸で刺し固めた床(とこ)に、陰干ししたいぐさで編んだ畳表を付けて、 家の床に敷く建材のこと。
最近は、フォームポリエスチレンやインシュレーションボードが使われるようになり、 わら床は少なくなっている。
畳表は裏返して2回使うことができる。畳の大きさは地域によって異なる。
さらに、マンションや団地の畳のサイズは、物件によって異なることも少なくない。
主な畳の大きさは、田舎間(江戸間・関東間) が1760mm×880mm、中間(中京間)が1820mm×910mm、
京間(本間・関西間)が1910mm×955mm。
また、畳の大きさが正方形の畳(琉球畳と呼ばれることが多い)を使用するものも増えている。
ツーバイフォー工法(2×4工法)[ツーバイフォーコウホウ]
北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。
躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、
ツーバイフォー工法(2×4工法)と呼ばれる。軸組工法(在来工法)が躯体を柱や梁で支えるのに対して、
ツーバイフォー工法は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。柱のない広い空間が確保でき、
耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。施工が簡単で、工期も比較的短い。
付け柱(ツケバシラ)
構造上は必要ではないが、デザイン上の観点から取り付けた柱のこと。
石造りやレンガ造りの壁面に付けられた柱や、ツーバイフォー住宅の和室に設けられた柱も付け柱。
天井(テンジョウ)
部屋の上部を構成する面。躯体を隠し、断熱、遮音、防塵などの役目を果たし、配管や配線を通すスペースでもある。
建築基準法では、居室の天井高は2.1m以上とされているが、2.4m以上あると、部屋が広々と感じられる。
船底天井
中央が両端より高く、船底を逆さにしたような形の天井

竿縁天井(サオブチテンジョウ)
天井板の下に細い木(竿縁)を平行に並べたもの

勾配天井
屋根の形状等により、やむをえず部屋の中に出る天井の傾きのこと。
また、特殊な目的のために勾配をつけ、傾きのある天井にする場合もある。
例えば浴室の天井は、水滴が流れ落ちるのを防ぐために、天井面を伝わって流れるように勾配をつける。

下がり天井(サガリテンジョウ)
天井に梁やパイプスペースなどの出っ張りがあり、その部分だけ天井が低くなっているところ。
間取り図では点線で示されている。
通し柱(トオシバシラ)
2階建て以上の木造建築物で、土台から軒まで通した1本の柱のこと。
建築基準法では、すみ柱やこれに準ずる柱を通し柱にすることになっている。
土台(ドダイ)
構造躯体の最下部に設けられる構造材のこと。木造住宅の場合、基礎(コンクリート)の上に土台を寝かせ、
アンカーボルトで固定する。柱等から伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たす。
耐久性を高めるために、防腐・防蟻(ぼうぎ)処理を施すことが一般的。
土間(ドマ)
玄関の土足で使う範囲。地面のまま、漆喰塗り、石やタイル張り、
土砂利仕上げなどさまざまな仕様になっている。
長押(ナゲシ)
和風建築で、鴨居(かもい)の上に取り付ける横木のこと。
本来は、柱を固定するための構造材だったが、今では和室を装飾する造作として付けられる。
ぬれ縁(ヌレエン)
居室の外側に設けられた縁側のこと。風雨を防ぐ壁などがなく、雨に濡れてしまうのでこの呼び名がある。
根太(ネダ)
木造の建物で、床板の下に渡した横材のこと。
床板を支えるために設置され、材質や取り付け方に問題があると、床が鳴る原因となる。
野地板(ノジイタ)
木造住宅で、屋根の下地に張った板のこと。
パーゴラ
住宅の軒先に設ける棚のことで、語源は「ぶどう棚」。
夏の直射日光を遮る効果があり、藤や蔦類をはわせる。
広縁(ヒロエン)
幅の広い縁側のこと。座敷に広がりを感じさせ、外の日射を遮るため畳の傷み具合も違ってくる。
ピロティ
1階部分の、柱だけで構成された空間のこと。フランス語のPilotis(杭)からきた言葉。
マンションでは住戸を2階以上に作り、1階部分をピロティにしたりする。
一戸建て住宅では、玄関を2階部分より奥に引っ込んだ形にすると、ピロティができる。
屋根(ヤネ)
建築物の上方で建物を覆う部分のことで、雨や雪、風を防ぎ、日射を遮る。
建物のデザインや地域性、気候に合わせてさまざまな形状がある。
入母屋(イリモヤ)
上部が「切妻屋根」、下部が「寄棟屋根」のようになっている屋根。

片流れ(カタナガレ)
1方向だけに勾配のある最も単純な形の屋根。比較的規模の小さな山荘や付属棟の屋根、物置などに見られる。

切妻(キリヅマ)
本を開いて伏せたような形をしている屋根で、わが国で最も代表的な屋根形式。
2方向へ雨水が流れるシンプルな形のため、建築費も安くすむ。

方形(ホウギョウ)
中央の1点を頂点として四方に傾斜する4つの面で構成する四角錐(しかくすい)のような形の屋根。

寄棟(ヨセムネ)
4方向の勾配で構成される屋根。切妻屋根のような妻側の壁がない。端正な外観となる。
欄間(ランマ)
天井と鴨居(かもい)の間にある開口部で、和風住宅では、透かし彫りや組格子などデザインされた板をはめ込み、
西洋風住宅では、ガラスのはめ殺しや壁にしてしまうことが多い。
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戸建ての壁・床・窓

ウッドデッキ
建物の前に地面より一段高く設置される木製のテラス。リビングと一体化させてアウトドアリビングを楽しむことが流行。
最近は耐久性を高めるために樹脂などを注入したエンジニアリングウッドを用いたものなども登場している。
親子ドア(オヤコドア)
玄関等のドアが大小サイズの観音開きになっているもの。普段の出入りには大きい方のドアだけを使い、
小さい方のドアは鍵をかけて開かないようにしておく。必要に応じて小さなドアの鍵を開けると、
開口部をより大きくでき、大型家具を搬入する時などに便利。
シャッター雨戸(シャッターアマド)
シャッター状の雨戸のこと。軽量化され、操作も簡単で、電動式と手動がある。
窓上部の収納ケースに巻き上げて収納するため、戸袋が不要で外観がすっきりするのがメリット。
電動のものでシャッターが障害物にあたると自動停止するタイプや、
シャッターを閉めても採光・通風が可能なスリット状のタイプなどがある。
じゅらく壁(ジュラクカベ)
和風建築の代表的な塗り壁の一つ。安土桃山時代に完成した聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近から出た
土で作られたことから、この名がついたという。茶褐色の土を混ぜ、茶室などに広く用いられてきたが、
最近ではじゅらく壁と同じような風合いに仕上げた壁も、じゅらく壁と呼ぶ。
天窓(テンマド)
天井や屋根に設けられた開口部で、採光のために設けられるもの。「トップライト」ともいう。
壁面に設ける窓より採光量に優れ、建築基準法上の有効採光面積を算定する際には3倍の面積に換算される。
部屋全体を明るくしたい時や、大きな窓がとれない、日当たりが悪いなど採光上の問題を抱えた住宅に用いられる。
ドーマー
洋風住宅の屋根に突き出している三角屋根の窓のこと。「ドーマーウインドウ」ともいう。
屋根裏部屋の採光のほか、外観のアクセントとしても設けられる。
パラペット
建物の屋上などの外周部に設けられた低い壁のこと。墜落を防いだり、防水効果を高めるために取り付けられる。
ベイウィンドウ
台形に張り出した出窓のこと。窓が張り出している分、室内に広がりが生まれ、
張り出した部分に花やインテリア用品などを飾ることができる。外観のアクセントにもなる。
福層ガラス
2枚の板ガラスで空気層を挟み込んだ断熱性の高いガラス。「ペアガラス」ともいう。
スペーサーの中にいれた吸湿剤によって空気層を乾燥状態に保っている。
熱が伝わりにくく、室内の冷暖房効果が高くなる。また、外側のガラスが冷やされても
空気層の断熱効果によって室内側のガラスは冷えにくくなるので、室内のガラス装面に結露しにくくなる。
3枚ガラスや特殊な金属膜でコーティングした高断熱タイプなど、いろいろな種類がある。
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戸建ての法律・建築基準

建築協定
住宅地としての良好な環境や商店街としての利便の維持増進を図るために、
地域住民によって設けられた建築物に関する協定のこと。
条例で建築協定について定められた区域内の土地所有者などが、全員の合流に基づいて協定書を作成し、
公聴会に諮った後に、特定行政庁の認可・公告によって効力を発する。
建築物の敷地、位置、構造、用途、形態、意匠、建築設備などについて定めることができる。
通常は、有効期間10年程度。
地区計画
ひとまとまりの街区レベルで、それぞれの地域にふさわしい特徴をもった街づくりを行うために設けられた制度。
スプロール化の防止や環境保全を目的にした都市計画のひとつ。地区計画、住宅地高度利用地区計画、再開発地区計画、
沿道整備計画、集落地区計画の5つの種類がある。
地区施設の配置・規模や建築物等の規制などについて盛り込んだ「地区整備計画」が定められ、
区域内で建築などを行うときに市町村長への届出が必要。
一般定期借地権(イッパンテイキシャクチケン)
平成4年8月1日に施行された新借地借家法で導入された土地の権利関係の一つ。
50年以上の契約期間で借地し、原則として契約の更新や期間延長をせず、契約が終了すれば建物を取り壊し、
更地にして地主に返還する。
仮換地(カリカンチ)
土地区画整理事業をスムーズに行うため、最終的な換地処分の前に、
以前の土地や権利などに代わるべき、行政処分で指定された新たな土地をいう。
仮登記(カリトウキ)
最終的な本登記を行うためには、書類の不足等必要な要件を完備していない場合に、
将来の本登記に備え、順位を保全する目的で行う予備登記のこと。
境界(キョウカイ)
登記された土地の地番と地番の境目のことで、一般的には自分の土地と他人の土地との境目(隣地境界)のこと。
境界杭(キョウカイクイ)
境界を示すために打ち込まれた杭のこと。
石やFRP(ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料)、金属などで作られている。
現状有姿(ゲンジョウユウシ)
現在の状況のままという意味で、土地建物を売買する時の契約書に「現状有姿」とあれば、
契約時の状況のまま引き渡すということ。
建築条件付き土地(ケンチクジョウケンツキトチ)
「家を建てる施工会社が決まっており、かつ建築請負契約を結ぶまでの期限もある」土地のこと。
土地の売買契約の後、3ヶ月以内に建築請負契約を結ぶのが原則。間取りについては、
あらかじめ参考プランが用意されて、これを元に希望するプランを決めていくのが一般的だが、間取りの変更は基本的にできる。なお、納得のいくプランができず解約する場合は、支払い済みの手付金などは
すべて返却される(これについては土地売買契約時に必ず契約書面にて確認すること)。
私道(シドウ)
個人の所有地を道路として築造・保持・管理して通行に使っているもの。
都市計画区域内で、道路に2m以上接していない敷地に建物を建てる時には、敷地の一部を私道とし、
建築基準法上の道路として市町村長や知事に認可してもらう。
私道負担(シドウフタン)
不動産取引の対象となっている土地の一部に私道が含まれている場合、この私道敷地部分を所有することを私道負担という。
私道の上には、建物を建てることはできないし、私道部分の面積は敷地とならないので
建ぺい率や容積率の計算から除外されるなど、 土地の利用に際して大きな制約を受ける。
借地権(シャクチケン)
「地上権」または「賃借権」のこと。地上権とは、他人の土地において、その土地を専用に使用する権利のこと。
地主に地代を払わず権利設定時に一括で支払うものもある。居住するためであればその上に建物を建てたり、
改築や建て替えができ、地上権を転貸したり、登記したり、売買することもできる。
一方、賃借権は土地を借りる権利で、地主に賃料を払う。賃借権を譲渡したり転貸するには地主の承諾が必要。
平成4年8月に施行された 「借地借家法」以前に契約された借地権は「旧法借地権」と呼ばれる。
住宅品質確保促進法(品確法)[ジュウタクヒンシツカクホソクシンホウ(ヒンカクホウ)]
質の高い住宅を選びやすくし、取得後も安心して住めることを目的に、平成12年4月1日に施行された法律
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」。(1)新築住宅の瑕疵担保責任期間の10年間義務化、(2)住宅性能表示制度、
(3)裁判外の紛争処理体制という3つの柱で構成されている。基礎や柱、床、屋根、外壁などの構造部分の欠陥は
外から見ただけでは発見しづらく、しばらく住んでから気づくことが多いが、(1)によりすべての新築住宅において
完成引渡し後10年以内に欠陥が見つかれば、住宅取得者は無料の修理や賠償金の請求等を建築業者や売主に
求めることができる。但し、新築後1年以上たった未入居住宅や、築10年以内でも中古住宅は(1)の対象外。
(2)は、住宅の耐震性や耐久性等の性能がどの程度か住宅性能評価基準に沿って第三者が判断する制度で、新築の場合、
「設計住宅性能評価」と「建設住宅性能評価」がある(中古住宅の性能評価制度もある)。(3)は、建設住宅性能評価を受けた住宅で万一トラブルが発生した場合、裁判をせずに早く軽い負担で紛争を処理する仕組みのこと。
接道義務(セツドウギム)
都市計画区域内で建物を建てる時に、その敷地は原則として幅員4m特定行政庁が幅員6m以上を道路として
取り扱う区域は6m以上の建築基準法上の道路に2m以上接していなければならないと定めていること。
セットバック
都市計画区域内で建物を建てる時に、建築物を道路の境界線から一定の距離だけ後退させること。
具体的には、次の3種類のケースがある。
前面道路が幅員4m未満の場合の宅地に建物を建てる時は、道路の中心線から2m以上後退する。道路の反対側が崖や川などの時は、崖側の道路の境界線から4m以上後退する。
壁面線が定められている道路に面している宅地に建物を建てる時は、その壁面線まで後退する。
建築基準法上の道路斜線制限によって、中高層建築物の一部を後退する。
蹴上げ(ケアゲ)
階段の一段の高さのこと。建築基準法で蹴上げは23cm以下と決められている。
足がのる平らな部分を「踏み面」、階段の垂直になった部分を「蹴込み」という。
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戸建ての建築用語

イニシャルコスト
建物や設備を造るためにかかる投資費用のこと。
売建住宅(ウリタテジュウタク)
デベロッパー(不動産開発業者)が宅地を分譲した後、購入者と建築請負契約を結び、
その土地に一戸建てを建設して引き渡す方式。土地を売ってから建てるので「売建」、
あるいは建築する条件を付けているので「建築条件付き」「停止条件付き」ともいう。
あらかじめデベロッパーが建てた住宅を購入する「建売住宅」と異なり、購入者が自分の意向に沿った設計プランを選択でき、
自由度は高いが、建築業者はあらかじめ決められている。事前に、その業者が建てられる工法を確認する必要がある。
オープンハウス
中古住宅を販売するために行う集客方法。特定の日に販売物件を開放し、一般客に自由に中を見てもらう。
数日前からその物件周辺にチラシなどを配布してオープンハウスの日時を告知しておく。
実際に中を見られるので、買主が具体的に購入を検討できる。
街区(ガイク)
道路(街路)で取り囲まれた区画のこと。
ガーデニング
庭やバルコニーで、庭づくり、草花の育成を楽しむこと。
矩計図(カナバカリズ)
建物の全体像を詳しく描いた垂直断面図のこと。
屋根の形や材料、下地、各階の床や開口部、天井など各部の寸法と使用材料などが記入されている。
京間(本間・関西間)[キョウマ(ホンマ・カンサイマ)]
畳の種類の一種。
くつ脱ぎ石(クツヌギイシ)
和風住宅の玄関に置かれた、靴を着脱する時に使う石のこと。
式台(座敷より一段低い板敷きの部分)に腰掛け、くつ脱ぎ石に足を下ろすと、ちょうどよい高さになる。
珪藻土(ケイソウド)
藻類(植物プランクトン)の死骸が化石化してできた土で、無数の細孔が形成されているため、
吸水性や吸湿性に優れ、調湿効果が高く、耐熱温度も高い。この性質を活かして住宅の内装材に使われることが多い。
サーキュレーター
空気を循環させる装置のこと。冬には、室内の上部にたまりがちな暖かい空気を下部へ循環させ、
夏には足元にたまりやすい冷たい空気を上部に循環させ、室温を均一にする。
代表的なものに天井につけられるシーリングファンがある。
更地(サラチ)
建物などがなく、借地権など使用収益を制約する権利の付いていない宅地のこと。
敷地延長(シキチエンチョウ)
都市計画区域で建築物を建てる時には、敷地が道路に2m以上接していなければならない。
敷地が道路に接していない場合には、敷地と道路をつなぐ道路状の部分を借用するか、敷地に付けて売買してもらう。
その道路状の部分を「敷地延長」もしくは「路地状部分」という。
シックハウス症候群(シックハウスショウコウグン)
住宅に使われる様々な建材から揮発性有機化合物などの有害物質が室内に放出されることで、
目がチカチカしたり、めまいや頭痛、皮膚障害などの症状が起きること。
住宅の気密性が高まったことに伴い、新築住宅でシックハウス症候群が発生しやすくなったため、
平成15年の建築基準法の改正で、居室に使用できる建材の規制や、24時間換気システムの設置が義務づけられた。
上棟式(ジョウトウシキ)
竣工までの無事と建物の堅固さを祈願し、建築工事の途中で行う儀式のこと。「棟上げ(むねあげ)」ともいう。
造成地(ゾウセイチ)
その土地に建設される住宅等の環境・機能を整えるために、必要な工事を施した土地のこと。造成には、
土地の状況に応じて、埋め立て・切土・盛土・地盤の改良などの方法がある。
建売住宅(タテウリジュウタク)
不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売するもの。
契約してから建てる注文住宅のように、建築工法や間取り、設備や仕様を選べないが、工事の初期段階であれば、
ある程度の変更ができる場合もある。
二世帯住宅(ニセタイジュウタク)
親の世帯と、その子どもの世帯がひとつ屋根の下で暮らすために考慮された住宅のこと。
玄関や浴室、キッチンなどを共有することもあるが、互いのプライバシーを守るため、玄関を別々に設けたり、
それぞれがキッチンや浴室を持つこともある。
マンションにも二世帯住宅を意識した住戸があり、玄関を別々にしているが互いの住戸を行き来できるドアが住戸内にあり、
浴室を共有するなど工夫されている。
袋地・準袋地(フクロジ・ジュンフクロジ)
他の土地に囲まれて、公の道路に出られない土地のことを「袋地」、池や沼、河川、
海洋を利用しないと他の土地に通じないか、崖岸があって土地と公の道路との間に著しい高低差がある土地を「準袋地」という。
「無道路地」ともいう。このような土地の所有者は、公の道路に出るために他人の土地を通行できる権利(「囲繞地通行権」(いにょうちつうこうけん))を持っている。
不同沈下・不等沈下(フドウチンカ・フトウチンカ)
地盤や建物の基礎が場所によって異なる沈下をするために、建物にひびが入ったり、建物が傾いたりすること。
主に、基礎の地盤が不均一で不安定だったり、建物の支持地盤の中に柔らかい粘土層があったり、
造成の状態が悪かったりするために起きる。
ルーバー
開口部に一定の間隔、角度で取り付ける羽根板のこと。
日よけや通風、雨よけ、目隠しに役立つ。 羽根板が動く場合と固定している場合がある。
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